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「はじめてのS-PLUS/R言語プログラミング」 [統計]

 この本は、他のRの本とはかなり違います。何よりもRをインタプリタ言語であると言い切っています。また、Rを商用言語S-PLUSのコピーフリー版であるとも言っています。
ですから、統計をしない人も趣味でプログラミングを楽しむためにRを使うことができます。
 私は統計分析のためにRを学んでいますが、現在はプログラマなのでRがインタプリタ言語であっても何の問題もありません。プログラマとしての専門知識および経験が、あらゆる障害を乗り越える手助けをしてくれるからです。本当はもっと難しい方がよいくらいです。
 私が心理学科の学生だった頃は、コンピュータは数千万円から数億円の高価なもので、研究機関や大学でないと手に入らないものでした。またその使用料も研究費でまかなっていました。当時使っていたSPSS統計パッケージというソフトも数百万円から数千万円だったと思います。それが今私がこの原稿を書いているのは、わずか5万円位のノートパソコンで(ThinkPadの一番安いやつです)、Rはフリーソフトなのですから、コンピュータ技術の進歩はすごいものです。
 話はそれましたが、この本の「はじめに」に書かれている特徴を引用しておきます。

・問題集形式なので、問題を解きながら楽しくS-PLUS/Rを覚えられます。
・1行~15行で済む、簡単な小問題がほとんどです。
・統計学の専門知識を必要としません。
・雑学やクイズに近い問題を、積極的に収録しています。
・プログラムの1行1行を、すべて図解します。S-PLUS/Rは1行1行の実行結果を簡単に確認できるインタプリタ型の言語なので、特に有効です。


はじめてのS‐PLUS/R言語プログラミング―例題で学ぶS‐PLUS/R言語の基本

はじめてのS‐PLUS/R言語プログラミング―例題で学ぶS‐PLUS/R言語の基本

  • 作者: 竹内 俊彦
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



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